ホロスコープと九星気学のちがいと重ね方|太陽星座と節月の関係・W鑑定の読み方

結論ホロスコープ(西洋占星術)は生まれた瞬間の天体の配置を、九星気学は生まれた年と月の星を見ます。まったく別の占術ですが、どちらも「太陽が黄道のどこにいるか」で暦を区切っている点は同じです。福住十座のW鑑定では、本命星と太陽星座、月命星と月星座を並べ、ふたつの占術で同じ性質が出たところを、その方の中でとくに表に出やすい面として読みます。
ふたつの占術のちがい
見るもの:ホロスコープは、生まれた瞬間の太陽・月・水星〜冥王星の位置(12星座と度数)と、出生地から見た空の区分(ハウス)を見ます。九星気学は、生まれた年の星(本命星)と月の星(月命星)、その年・月の盤を見ます。
必要な情報:ホロスコープは生年月日・出生時刻・出生地。九星気学は生年月日です(節入りの当日に生まれた方だけ、出生時刻も)。
年の始まり:太陽星座は春分(太陽の黄経0°)から牡羊座が始まります。九星気学の1年は立春(黄経315°)から始まります。
どちらも太陽の位置で区切っている
九星気学の月の区切り(節入り)は、太陽の黄経が15°・45°…と30°進むごとに来ます。一方、太陽星座の境目は黄経0°・30°…で、二十四節気でいう「中気」にあたります。そのため九星気学のひと月は、ちょうど太陽星座の真ん中から、次の星座の真ん中までになります。下の表は2027年の日付です(天文計算)。
| 九星気学の月 | 節入り(月の始まり) | この月に太陽が通る範囲 | 星座が変わる日(中気) |
|---|---|---|---|
| 寅月(2月) | 立春(2月4日)・太陽黄経315° | 水瓶座15°〜魚座15° | 雨水(2月19日)に魚座へ |
| 卯月(3月) | 啓蟄(3月6日)・太陽黄経345° | 魚座15°〜牡羊座15° | 春分(3月21日)に牡羊座へ |
| 辰月(4月) | 清明(4月5日)・太陽黄経15° | 牡羊座15°〜牡牛座15° | 穀雨(4月20日)に牡牛座へ |
| 巳月(5月) | 立夏(5月6日)・太陽黄経45° | 牡牛座15°〜双子座15° | 小満(5月21日)に双子座へ |
| 午月(6月) | 芒種(6月6日)・太陽黄経75° | 双子座15°〜蟹座15° | 夏至(6月21日)に蟹座へ |
| 未月(7月) | 小暑(7月7日)・太陽黄経105° | 蟹座15°〜獅子座15° | 大暑(7月23日)に獅子座へ |
| 申月(8月) | 立秋(8月8日)・太陽黄経135° | 獅子座15°〜乙女座15° | 処暑(8月23日)に乙女座へ |
| 酉月(9月) | 白露(9月8日)・太陽黄経165° | 乙女座15°〜天秤座15° | 秋分(9月23日)に天秤座へ |
| 戌月(10月) | 寒露(10月8日)・太陽黄経195° | 天秤座15°〜蠍座15° | 霜降(10月24日)に蠍座へ |
| 亥月(11月) | 立冬(11月8日)・太陽黄経225° | 蠍座15°〜射手座15° | 小雪(11月22日)に射手座へ |
| 子月(12月) | 大雪(12月7日)・太陽黄経255° | 射手座15°〜山羊座15° | 冬至(12月22日)に山羊座へ |
| 丑月(1月) | 小寒(1月6日)・太陽黄経285° | 山羊座15°〜水瓶座15° | 大寒(1月20日)に水瓶座へ |
W鑑定で重ねる組み合わせ
本命星×太陽星座:表に出やすい性質と、生き方の中心。
月命星×月星座:内面と、素の気持ち。どちらも「生まれた月」に関わる星どうしです。
出生時刻が分かる場合:ASC(第一印象)・MC(社会での目標)・ハウスは、九星気学にはない視点として加えます。
年の流れ:九星気学は年盤で本命星が入る宮、ホロスコープは木星・土星が出生図の太陽・月・ASC・MC と角度をとる時期で見ます。
ふたつの占術で同じ性質が出たところは、その方の中でとくに表に出やすい面と考えます。ちがう面が出たところは、場面によって前に出る面が変わるところとして読みます。どちらかが正しい、という見方はしません。
見本:あおいさんの例
1990年7月1日7時20分・東京生まれの見本です。本命星は一白水星、太陽は蟹座で、どちらにも「人の気持ちに寄りそう力」が出ます。月命星の四緑木星と月の天秤座には、どちらにも「人と人をつなぐ調和の力」が出ます。計算の過程と鑑定書(PDF)は、鑑定例:ホロスコープ×九星気学のW鑑定ができるまでに載せています。
計算の方法
・天体の位置は、地球の中心から見た視黄経(トロピカル方式)を天文計算で出し、NASA ジェット推進研究所の天体暦(DE421)と照合しています。差は0.01°未満です。
・ハウスは、日本でもっとも多く使われるプラシーダス式です。
・1948〜1951年の夏時間の期間にお生まれの方は、時計の時刻から1時間戻して計算します。
・九星気学の本命星・月命星は、立春と各月の節入りの日時で区切ります。
よくある質問
Q. 出生時刻が分からなくても見られますか?
A. 見られます。正午で計算し、時刻で変わるASC・MC・ハウスは出しません。月は1日に約13°動くため、生まれた日のうちに月の星座が変わる場合は、両方を記します。
Q. 太陽星座の境目の日が、本によって1日ずれているのはなぜですか?
A. 太陽が黄経0°・30°…に来る日時は年ごとに少しずつずれるためです(春分の日が3月20日の年と21日の年があるのと同じです)。境目の日に生まれた方は、出生時刻で星座が決まります。
Q. 九星気学の1年が1月1日ではなく立春から始まるのはなぜですか?
A. 九星気学は二十四節気の暦で年と月を区切り、立春を1年の始まりとしているためです。1月1日〜立春の前日に生まれた方は、前の年の星になります。
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