引越しの方位はいつから数える? 九星気学で見る「寝泊まりを始めた日」と方位の測り方
結論:九星気学では、多くの流派で新居で寝泊まりを始めた日を引越しの日として、方位と時期を見ます。住民票を移した日や、荷物を運んだ日ではありません。方位は、それまで寝泊まりしていた家から新居への方位で測ります。
「寝泊まりを始めた日」が基準になる理由
九星気学の方位は、ふだん寝泊まりしている場所(本拠)から見て決まります。引越しは、この本拠が移ることなので、新しい家で夜を過ごし始めた日が区切りになります。荷物だけを先に運ぶ場合や、新旧の家を行き来する期間がある場合の考え方は、流派で分かれます。
方位はどこから測るか
それまで寝泊まりしていた家(旧居)から、新居への方位で見ます。地図に引いた線に、磁北のずれ(偏角)を加えて、十二支の方位(30°ずつ)に分けるのが一般的です。日本の偏角は、東京や大阪で約7°、札幌で約9°です。新居が方位の境目に近い場合は、測り方で方位が入れ替わることがあります。
引越しの時期の選び方
新居の方位が、年盤と月盤の両方で吉方になる月を選びます。ご家族で引越す場合は、全員そろって吉方になる月を探します。期間は節入りの翌日からで、土用の期間は外す考え方が多く見られます。
判定の基準:五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破・月破・年の八方塞がりがかからず、吉方の星が回る方位を吉としています。方位取りの期間は節入りの翌日から、辰・未・戌・丑の月は土用入りの前日までです。気学は流派によって基準が異なります。
よくある質問
Q. 住民票を移す日も吉日にしたほうがいいですか?
A. 方位の判定は寝泊まりを始めた日で見るので、住民票の手続きの日は関係しないとする考え方が一般的です。
Q. 仮住まいを経由して引越す場合は?
A. 仮住まいで寝泊まりする期間が長い場合、本拠が仮住まいに移ったとみなす考え方があります。期間の扱いは流派で分かれるので、計画の段階で確かめておくと安心です。
Q. 家族の中で吉方になる月が違います。
A. 全員そろって吉方になる月を優先して探します。見つからない場合は、世帯の中心になる人を優先するなど、流派ごとの考え方があります。
Q. 凶方位に引越すことが決まっています。
A. 引越しの日を変えられない場合でも、吉方位への旅行などで補う考え方があります。不安な点は、日程を決める前にご相談ください。
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この記事を書いた人:福住十座(九星気学・方位鑑定士)。節入りや土用の日付は天文計算で出し、国立天文台の暦と照らし合わせて確かめています。ココナラで、方位と日取りの鑑定書(PDF)をお作りしています。